山鹿商工会議所女性会50周年記念式典に参加して ~ 副会長 濱田麻里

12月に国指定重要文化財「八千代座」にて開催された山鹿女性会創立50周年記念式典に参加。山鹿灯籠踊りから始まり、服部香代山鹿市議会議長による「国歌の独唱」、川上とし江山鹿女性会会長の「山鹿女性会にかける熱い想い」をお聞きすることができました。

 式典後は、本田詩織さん、修也さんご姉弟の「子ども狂言」を堪能。お二人の軽妙な語り口や表情が愛らしく会場が温かい空気に包まれました。

記念講演会は、「人が、地域が輝く、心豊かな暮らしの再生」という題目で第51回日本農業賞「食の架け橋の部」大賞を受賞された㈱パストラル 市原幸夫 氏。「効率や規模だけで考えたら、里山の農業は消えてしまう。規模より価値を追求し、里山を起点とした様々な事業がクラスター状になることが、地域の価値を向上させ、里山農業の新しいカタチや地域コミュニティの再生につながると思うのです」という言葉が深く胸に響きました。アイス・里山・菓子と各々の事業を3人のお子様が責任をもって運営している様子、問題解決に真摯に向き合う姿勢など、市原氏の情熱が講演を通して伝わりました。私も健康茶販売に携わり約30年。自身で栽培した茶葉を販売するという夢を持っていましたが、就農経験もなく二の足を踏んでいました。しかし、市原氏の講演を拝聴し勇気が湧いてきました。

  


「喜久家」での祝賀会では、各テーブルに山鹿女性会の方がホスト役を務めて下さり、㈱パストラルの菓子事業である「ricca」のプチケーキを何種類もいただきました。

  山鹿女性会では多くの打合せが行われ、親会、青年部、また地域の子供たちも協力し山鹿市全体で最高の気配りおもてなしを頂き、心より感謝申し上げます。

 私たち熊本女性会も様々な方々と連携し、熊本を盛り上げていきたいと思います。

<商工ひのくに 2月号>

熊本商工会議所会報誌『商工ひのくに』

〈女性会活動報告〉より