商工ひのくに 1月号

熊本商工会議所の会報誌『商工ひのくに』

コロナ禍で令和3年も女性会活動を自粛をしています。
〈女性会活動報告〉ページでは、会員の紹介近況報告を兼ねた

女性会への想いを掲載することにいたしました。

今年もよろしくお願いいたします。
新年度号は【木村 幸子名誉会員】からスタートです。

南区川尻町へ帰って来ました!

名誉会員 木村 幸子

当社、「(有)木村ガーデンセンター」は、川尻町でガーデニング・盆栽用資材、植木鉢、花苗、生花等園芸用品等を販売しています。現在、五代目の社長が経営をしています。

明治30 年頃に製油所とからしの販売で創業し、昭和40 年より園芸や植木鉢、資材、切り花の小売を始めました。時代の流れで製油所はやめましたが、車での来客が増え手狭になったため、平成5 年に500 メートル先の八幡町に約700 坪の土地を借り、2 階建の店舗と温室を建て移転しました。

夫(四代目社長)と私、従業員、パート様で毎日毎日、忙しく楽しく仕事をしました。息子(五代目社長)は大阪で就職し違う業種に勤めていましたが、夫が病に倒れたため、私たちの願いを聞き入れ帰熊して事業を継いでくれました。それから約1 年後、夫は亡くなりました。

息子が商売を覚え落ち着いてきた頃、熊本地震が起きました。陶器や植木、植物が破損し廃棄となりました。残念で悲しかったです。しかし、「以前買った植木鉢はないか」とか「用土を買いたい」と遠方よりお客様が来て下さり、地震の後片づけをしながら店の営業をしました。

川尻の自宅は全壊しました。住居がなくなり八幡にある会社の倉庫で3 年半生活をしました。お客様からの激励の言葉、店の種子で育てた野菜をつかった料理や衣類等をいただき、温かい心に触れると毎日の仕事の疲れがとれて、「地震には負けられない。感謝の気持ちをバネにガンバロウ!」と思いました。

令和元年、川尻に店舗と自宅を建て、移転することができました。何度でも再出発できるようです。

熊本商工会議所女性会

写真で観る女性会活動報告 フォトジャーナル