全国商工会議所女性会の皆様に届けます
「熊本は元気です!!」
副会長 垂見和子
コロナは夏の暑さの中でも弱まることなく、私たちの暮らしにドンドン入り込んできました。そして7月の球磨川大洪水。昭和40年の大洪水を上回る、記録上最大の浸水深となりました。コロナ禍の中での避難、復旧作業はまさに初めてのこと、茫然となりどうなることかと・・・。
しかし県をはじめとする流域市長村の自治体の方々、なにより被災地の方々が、生活を取り戻そうと泥に流木にと立ち向かわれる姿には心打たれるばかりです。
ボランティアの声も次々と上がり、コロナ禍という制約があるなかでも皆さんが夏真っ盛りの中で、コロナや熱中症対策に知恵を絞りだし、力を合わせながら懸命な復旧作業。これが火の国熊本の勇ましさ、たくましさ、アツさなのだと心打たれます。
そして皆が待ちに待った阿蘇ルートの開通。私自身も「やった!」と叫んでしまいました。4年前の地震で大被害を受けた阿蘇がさらに魅力的な姿になって戻ってきました。
一重にも二重にも大災害に見舞われ、被災された方々のご苦労はいかばかりかと言葉にもなりません。しかし確かに熊本は前を向いて歩いています。いろんな生業、暮らしを抱えながらも手を取り合いながら必死で乗り越えようと頑張っています。有難いことに全国女性会の方々から、お見舞いや激励のお言葉をいただき、私たちの大きな勇気の源となっています。このご支援を糧に、もっともっと魅力的な熊本をみんなで創り出していくことが恩返しになるのかもしれません。
その思いをこめて、県内の女性会が一緒になって「元気な熊本、女性会」と名打ったメッセージ動画を制作発信できたら。そして全国女性会の方々にも「有難うございます。私たちは元気です。まだまだ頑張ります」と肥後の猛女ならではの声をお届したい。それが熊本女性会の新たな一歩になることを願ってやみません。
<商工ひのくに 12月号>
熊本商工会議所の会報誌
『商工ひのくに』〈女性会活動報告〉ページでは、
コロナ禍で女性会活動自粛を余儀なくされているため
会の活動が特になかった場合は、
会員のご紹介及び近況報告や
女性会への想いを掲載することにいたしました。
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