熊本商工会議所女性会9月例会では、台湾とのビジネス展開について学ぶため、中小企業診断士の村田久先生をお招きし、【増加する台湾人来訪者を熊本のビジネスに活かすために】と題しご講演いただきました。
村田先生は、インバウンドに関する情報・知識・経験を豊富に持ち、事業者支援やセミナー講師の実績もあることから、大変学びとなるお話を聞かせていただきました。
講演内容は、熊本への台湾人来訪者の増加背景や台湾人来訪者が求める体験とサービス、台湾に関するビジネスマナーの基礎など多岐にわたる内容でした。
現在熊本県は、台湾の国際線就航とともに来訪者は増加傾向にあり、ビジネスだけでなく観光でも長期滞在される傾向にあるということでした。
また、滞在中は熊本県内で飲食店や体験サービスを検索するため、SNS等を活用した発信方法なども大変参考になりました。
さらに、求められるサービスとして、温泉・観光施設・スイーツなどが特に人気で、これらを複合的にアプローチできるとより効果的であると感じました。
文化やマナーの違いでは、日本と感覚が異なる部分も大きく、ビジネスで交流を図るうえでは、この違いも理解しておく必要があると感じました。
最後の質疑応答では多くの質問が挙げられ、大変有意義な時間となりました。
<商工ひのくに 11月号>
熊本商工会議所会報誌『商工ひのくに』
〈女性会活動報告〉より
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