~新時代 女性たちが 今 輝く~ 名誉会員 荒木晴美

熊本商工会議所女性会は、令和5年1月21日に60周年を迎えました。

人でいう還暦です。その記念祝賀会が去る2月4日、木村県副知事、大西市長をはじめ多くの来賓方のご臨席を仰ぎ、和やかに華やかに開催。

座席札の折り鶴など、女性会ならではの美しく細やかな手づくりの品が並び、おもてなし心一杯のテーブルで会ははじまりました。

オープニングでは画像による会員紹介、会活動の歴史をたどる動画が流され、それはそのまま長く会を支え愛し続けてこられた会員の皆さま方との再会であり、懐かしいひとときでした。

その後、田川前会頭、19代会長の石井美代子さん、本日までお亡くなりになられた会員の方々に黙祷を捧げました。

特筆すべきは、それぞれの個性をたたえ、功績を綴ったユニークな歴代会長(15代~19代)への感謝状です。

会の目標を掲げ活動を繋ぎ続けた、たくましくしなやかな歴史も想起させるものでした。

宴もたけなわを迎え恒例の祝舞は、熊本市在住の舞踏家 宍戸由紀枝氏らのフラメンコが披露されました。

その情熱的で圧巻の舞台に会場は魅了され、感動を分かち合うことができました。

改めて、女性会の歩みを振り返りますと、いくつか気づく事があります。それは、会活動の全般を支え導かれる親会の存在、また全国組織を拠りどころに持ち回りの大会実施運営、他の女性会との交流を通じてのさまざまな研鑽、そして私達自身はグリーンネックレスの精神を掲げ、より望ましい活動を模索してきた日々がありました。

力を合わせ成し遂げられてきた大切なものを確信し、感謝することばかりですが、喜びをかみしめつつ、女性会の今後の更なる進化、発展をお祈り申しあげます。


<商工ひのくに 5月号>

熊本商工会議所会報誌『商工ひのくに』

〈女性会活動報告〉より